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1A-0002.本や教材は病気を知るためにある (2011/06/19)

 本や教材は病気を知るためにある。それ以上のものでもそれ以下のものでもない。

 情報商材というものがある。だいたい9800円やそれ以上の値段で売られている商材で、「読むだけでうつ病が治った」とかパーチクリンのタイトルが付けられているものだ。
 情報商材は私も買ったことがあるが、文字のサイズが大きく、改行して余白も多い。これでかなりページ数を稼いでいる。しかも、「いいですか?本当に実践する勇気ありますか?」などと話を引っ張りまくって本題がなかなか出てこない。
 そんなものである。

 情報商材に載っている情報は値段の割にあまり有用ではないと考えている。それはなぜか?
 情報商材の作って儲けるための情報商材を購入したことがあるが、それにはネットや書籍に書かれている情報で有用なものを寄せ集めて、それに自分の体験を絡めて書け、というものである。
 例えば、私は統合失調症で苦しんでいる体験があり、本やネットで病気のことをしらべた。
 これだけで情報商材は作れるのである。
 書店で買える千円ちょっとの本を数冊読んで、ネットで病気のことを調べれば、同じ情報は得られるのである。

 買ったらわかると思うけどね。情報商材は、内容が薄いよ。

 私もね、読むだけで転職できる情報商材買ったけど、役に立った情報は「履歴書用の写真はインスタント写真ではなく写真館にいって写真を撮りなさい」だった。
 これで確か、1万4800円だったかな。後日本屋で立ち読みしてたら、ほぼ情報商材の内容とかぶっていた。「ああ、この本がネタ元か!」と思った。


 本や商材を活用するのはあくまで病気のことを勉強するため、病気を治すためではない。
もし、そういった本や商材でうつ病や、統合失調症が治るのなら、コンビニや本屋さんで売っている「こころの薬」とか優しい言葉が書かれた本を読めば治るのであるし、それはうつ病でも統合失調症でもない。
 一歩手前の「うつ状態」と診断されるものだろう。

 私は、「あの家族連れの子供を殺せ」と何者かに命令をされたり、「アパートの住人が私を殺そうとしているので殺される前にこちらから殺さないといけない」という気持ちが強く出てきたり。急にテンションが上がったり下がったり。もう一人の自分が会社で私の体を乗っ取り、私の代わりに仕事をしてくれるのだが。

 これは、本やレポートを読めば治るのか?

 あなたはどう考える?

 私は、本はあくまで病気のことを知るためのものだと思う。
 それ自体に病気を治す力はないと思っている。

 病気のことを知れば、どんな症状が出てもある程度は落ち着いて対処できる。これがメリットだと思う。
 1万円もだして、インチキ商材を買う必要などないのである。


 本を読むときも、全てを真に受けるのは危険である。
 本には時々病人を安心させる嘘が書かれてある。
 「こころの病気は誰でもかかる風邪みたいなものです。3ヶ月から1年で治ります」
 確かに、3ヶ月や1年で治る人もいるだろうけど、それを間にうけた知人が「私は3ヶ月経ってもまだ薬を飲み続けている。いったいどうして治らないのか」と悩んでいた。
 私は、そんなすぐに治るわけないやん、だいたい20年以上薬を飲み続けている人もいるんだよ。と言ったら知人は驚いていたが、そんなもんでしょう。

 うつ病や、統合失調症患者の手記なんか読んだら闘病生活8年、15年、17年なんてざらにいるし、暴力をふるって入退院を繰り返している人もいるし。
 その本の著者は、軽い人しか診察していないのかもしれないなぁ。

 本を読むときも、デタラメ書いている本には当たりたくないものですな。

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